こんにちは。
みなさん自分の体温とはどれくらいか、というのはご存知だと思います。
では、皮膚温はどれくらいに保たれているかご存知でしょうか?
皮膚温とは、皮膚表面の温度の事
ホメオスタシス(恒常性)が働いて、いつもほぼ一定に保てる体温とは違い、
皮膚温は季節やエアコンなど外界の気温の変化、体位、喫煙など、
それに伴う血流量に影響を受けます。
実は、この皮膚温がアンチエイジング、特に美肌との関わりが深いとされていて最近注目されているのです。
皮膚温は33℃が一番理想であるとされており、低すぎても高すぎても皮膚のバリア機能がうまく働かず、回復力も遅れると言われています。
ですが、日本人の皮膚温は独特な気候のせいで、夏で37℃、冬で20℃とかなり変化します。
その他にも先ほども挙げたように、さまざまな理由でこの33℃をキープするのがなかなか難しいのです。
エアコンがしっかり効くこの時代、皮膚温が上がることよりも下がることの方が多そうです。
皮膚温が33℃よりも低い場合、ターンオーバーが乱れ、
不完全な肌細胞が作られやすくなり、良質なコラーゲンも作られにくくなります。
みなさんは最近
「太りやすくなった!」
「痩せにくくなった!」
「風邪を引きやすくなった!」
「お肌の回復がイマイチ」
これらのどれか一つでも当てはまった方は、皮膚温が下がったままなのかもしれません。
そんな時には、ヒートショックプロテインを増やしましょう。
ヒートショックプロテインとは
「ヒートショックプロテイン」(以下「HSP」)と言えば、ご存知の方も多いかと思いますが、2~3年(3~4年?)前ぐらいに「HSP入浴法」が話題になりましたね。
これまで、健康な入浴法と言えば「ぬるめでゆっくり」の「半身浴」が王道でしたが、HSP入浴法は40℃~42℃ぐらいの高めのお風呂に10分~20分、肩までしっかり浸かり、これを一週間に2~3回間隔を空けて行いHSPを増やす、という入浴法で、これまで身体によいとされていた半身浴とは真逆のような入浴法です。
身体が受ける内外のストレス(熱、低酸素、飢餓、紫外線など)や病気などで傷ついたタンパク質(←細胞の中身)を修復し、正常で健康な細胞にしてくれるのがこのHSPなのです。
普段は他のタンパク質の運搬、合成、分解など様々な働きをしていますが、何らかのストレスを受けることでその数を増やし、傷ついたタンパク質を修復し身体の防御にあたります。
私達の身体は、水分の60%を除いたあとはほとんどがタンパク質です。
髪も皮膚も筋肉もすべてタンパク質で出来ています。
ですから、このタンパク質をいかに正常に保つかが私達の健康に繋がって いると言えます。
HSPは残念ながら加齢とともに減少していってしまうので、この減少を抑え、増やすのも私たちの健康を増進するための 手段の一つです。
また、HSPが増えると代謝、血流、免疫、体温などが上昇し、美肌効果 (HSP47)にも繋がると言われています!!
そのため「太りやすくなった」「痩せにくくなった」「風邪を引きやすく なった」「お肌の回復がイマイチ」という方には、HSPを増やすことがおすすめなのです。
これまで、健康な入浴法と言えば
「ぬるめでゆっくり」の「半身浴」が王道でしたが、
HSP入浴法は
40℃~42℃ぐらいの高めのお風呂に10分~20分、肩までしっかり浸かり、
これを一週間に2~3回間隔を空けて行いHSPを増やす、
という入浴法で、これまで身体によいとされていた半身浴とは真逆のような入浴法です。
そもそもHSPって何でしょう?
一言で言うと、傷ついたタンパク質を修復してくれるタンパク質のことです。
身体が受ける内外のストレス(熱、低酸素、飢餓、紫外線など)や病気などで傷ついたタンパク質(←細胞の中身)を修復し、
正常で健康な細胞にしてくれるのがこのHSPなのです。
普段は他のタンパク質の運搬、合成、分解など様々な働きをしていますが、
何らかのストレスを受けることでその数を増やし、傷ついたタンパク質を修復し身体の防御にあたります。
私達の身体は、水分の60%を除いたあとはほとんどがタンパク質です。
髪も皮膚も筋肉もすべてタンパク質で出来ています。
ですから、このタンパク質をいかに正常に保つかが私達の健康に繋がって いると言えます。
HSPは残念ながら加齢とともに減少していってしまうので、この減少を抑え、増やすのも私たちの健康を増進するための 手段の一つです。
また、HSPが増えると代謝、血流、免疫、体温などが上昇し、美肌効果 (HSP47)にも繋がると言われています!!
そのため
「太りやすくなった」
「痩せにくくなった」
「風邪を引きやすく なった」
「お肌の回復がイマイチ」
という方には、HSPを増やすことがおすすめなのです。
HSPを増やすには
ではこのイイコトづくめのHSP、どうやって増やせば良いのでしょう か?
一つは先ほどお話した入浴。
何らかのストレスを受けると増加するタンパク質ですが、
名前のとおり、熱刺激が一番効率よく増加するそうです。
入浴中の体温が約38℃ぐらい(平熱+2℃を目安)になるように、40℃のお湯なら20分、41℃なら15分、42℃ なら10分間肩までしっかり浸かります。
入浴後は一気に身体が冷えないよう、しっかり身体を拭いて引き続き保温しましょう。
☆ここで東洋医学的アドバイス!
湿気をまとったまま毛布やお布団に包まると湿邪の侵入を許すことになり、
かえって体調不良の元になりますのでHSP入浴に関わらず、
お風呂のあとは必ずしっかりと水気を拭き取り、身体からの湯気が収まってからお布団に入りましょう。
この入浴の2日後がHSPのピークですので、
体質を改善したい方は2 日、3日置きぐらいに行うと良いでしょう。
(このHSPがピークの日はスポーツのパフォーマンスがアップ、筋肉痛になりにくい、二日酔いになりにくい、または回復が早いなどの効果もあるそうです。)
※注意点
・脱水にならないよう、水分をしっかり補給してから入浴し、中、後も冷た過ぎないもので水分を摂ること。
・高血圧や循環器障害など、医師から入浴の注意を受けている人は控える こと。
・もちろん、炎症症状がある場合はダメ。
・毎日続けないこと(身体が慣れてしまい、思うような効果が得られなくなってしまうため)
その他、体調が良くない日も控えたほうが良いでしょう。
いつものお風呂を週に何回か変えるだけでよい健康法。
早速、今晩からチャレンジできそうですね。
そして、熱刺激と言えばなんといってもお灸!
鍼灸師も黙っていられません。
HSPとお灸の関係
実はわれわれ鍼灸師が治療に用いるお灸もHSPを増やしています。
お灸は本来、日常生活では与えられることのない熱刺激を意図的に与えることで、血球類を集め、経絡や経穴、あるいは筋肉や内臓などの免疫力向上や細胞の活性化、血流を改善させ、治療効果を得る、というものです。
お灸の種類によっては、わざとヤケドを作りその反応を高めるというものもありますが、最近はヤケドをさせるほどの強力なお灸は好まれず、だんだんと穏やかな刺激のもの、またはヤケドしない程度の心地よいものが主流になってきました。
「気持ち良いのは良いけれど、そんな刺激で効果があるの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん、ヤケドを作るタイプのお灸には穏やかなタイプのお灸にはない効果があることも事実ですが、最近の研究では体感温度が45℃以上であれば先程述べたような反応が得られることがわかってきました。
(ちなみに当院で使用しているお灸は、台座付きのもので約50~60℃、他のタイプのお灸もほぼ同じかそれ以上の温度です。)
しかも、入浴と違い、お灸は毛穴を開かずに熱刺激を伝えることができるので、体内での温熱効果を長時間持続させることができます。
その日、その時の体調や症状に合わせて、経穴(お灸をすえる場所)を選んで刺激を与えることができるのもお灸の強みですね。
興味のある方は、市販のお灸をご自分でチャレンジしてみるのも良いですが、お灸は本当に種類がたくさんあります。
どれが自分に合うのか、すえる場所や熱刺激はどれくらいで加減するのか、いくつすえればよいのかなどの判断が非常に重要です。
まずはカラダキュアのオプションでいつものコースにプラスしてみてください。
メディカルコースで全部スタッフにおまかせいただくのもオススメですよ!
お灸も美容の強い味方なんです!
そして、美容面においても、最近は鍼(美容鍼)だけでなく「美容灸」も 「大人気!」なのをご存知でしょうか?
HSPの中でも、HSP47といわれるタンパク質が、コラーゲンのいわゆる「質」を高め、正常な構造を保つ手助けをするといわれており、某有名化粧品でも使用されている大注目の物質なのですが、お灸による熱刺激なら、HSP47を化粧品のように外からではなく、体内で増やす働きを促すことができます。
いろいろなお悩みに対応できますが、当院では特に目の周りのお悩み(クマやくすみ、むくみ、ハリ、眼精疲労など)に効果があるとのご感想を多数いただいております。
こちらもぜひ各院のスタッフにご相談ください。
おわりに
ご自宅では入浴で、カラダキュアではお灸で。
HSPもそしてHSP47も増やせば、健康美人になれるかも!
まずは今晩の入浴から実践してみてはいかがでしょうか?