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マスクで増大・みんな気になる毛穴の悩み②

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前半の『マスクで増大・みんな気になる毛穴の悩み①』に引き続き、今気になる毛穴のお悩みについて書いてみます。

後半の②は毛穴の詰まり黒ずみマスクとの関わり美容鍼灸にできることなどについてお話します。

目次

毛穴に詰まっているのは…

毛穴のお悩みの中で、20代~30代前半ぐらいの皮脂の分泌量が活発な方に多いのが毛穴のつまりです。

毛穴につまってしまうものの正体は、みなさんがご存知のように「角栓」といわれるものです。

角栓とは、本来ターンオーバーで剥がれ落ちるはずの古い角質層が何らかの理由で剥がれ落ちず、皮脂と混ざり合い毛穴に詰まってしまったものです。

皮脂は毛穴の奥から分泌されるので角栓も奥から蓄積されていきます。

目に見えるほどになっているということは蓄積され始めてから時間が経っていると考えられます。

正常な肌のターンオーバーは28日ぐらいが理想とされていますが、ストレスや睡眠不足などからくるホルモンバランスの乱れや、加齢などが原因となって、そのリズムが不規則になったり、長くなってしまったりすることがあります。

その結果、古い角質層が肌に残り角栓となってしまい、放置すると毛穴が開いたように見えてしまうのです。

毛穴の黒ずみは酸化ではない?

毛穴の黒ずみも皮脂の分泌が盛んな人に多く見られるように思います。

過剰な皮脂と汚れが混ざる、洗顔不足などによる毛穴自体の汚れなどが原因として挙げられますが、そもそも毎日顔を洗う現代人でそこまで汚れる人もいないのでは?という疑問が残ります。

もっとも知られているのが、日々の洗顔では取り除きにくい角栓が時間の経過とともに酸化したもの、という説かと思います。

私自身もそう思っていたのですが、こちらも「本当に酸化なのか?」という疑問が挙がっているようです。

最近、毛穴の黒ずみの原因として注目を浴びているのが「産毛」との関わりです。

産毛は毛穴の奥から生えてきて、本来であればそのうち抜け落ちますが、毛穴が角栓で詰まっていると生えてきた産毛の行き場がなくなり角栓と一緒に毛穴に詰まることになり、結果、毛のせいで黒く見える角栓になってしまうというものです。

日本人の肌の色、毛の色のせいでより「黒ずみ」として見えてしまうとも言われています。

皮脂と産毛の多い眉間や顎、小鼻は発生しやすいので注意が必要です。

毛穴の黒ずみが本当に産毛のせいならば、脱毛で解決できそうですね!

脱毛クリニックさんなどに相談してみるのも良さそうです。

毛穴の大きさは変わらない?毛穴のたるみと毛穴の開き

年齢とともに毛穴が楕円形になったような、目立つような…。

特に頬の毛穴が開いて、それが繋がってたるみ感をより増していく。

イヤな感じですよね。

年齢とともに毛穴が大きく開いていくように感じますが、実は毛穴の大きさ自体は遺伝的な要素が強く、大きい人は大きく、加齢では変わるものではないと言われています。

では、なぜ大きくなったように見えるのでしょうか。

それは、周囲の皮膚がたるむから。

コラーゲンやエラスチンなどの生成が減少し肌のハリ失われてくると、皮膚が下がって毛穴が楕円上に見え大きく見えるのです。

この楕円上の毛穴が帯状に繋がり、さらにたるんだように見えてしまいます。

また、楕円状になった毛穴は真円状の毛穴よりも光に当たった時に影の範囲が広くなりやすく、毛穴をより目立たせ、お肌全体がくすんで見えるようになります。

マスク習慣でさらに毛穴が目立つ!

マスクを着用することが習慣化してしまったここ数カ月で劇的に増えたと感じるのが、毛穴の開きと乾燥、そしてたるみのお悩みです。

マスクとたるみの関係についてはまたの機会にお話ししたいと思います。

以前は「マスクをすると自分の呼気で潤う気がする」とおっしゃる方もいましたが、今ではそれが「勘違い」であることを皆さんはもうご存知ですよね。

人の肌は油分(皮脂)、水分のバランスが正常でないととても傷つきやすくなります。

例えば、入浴後のふやけた肌が擦れに弱かったり、秋や冬の乾燥している時の肌は、ちょっと紙に触っただけで簡単に切れたりします。

マスクをすると自分の吐いた息がこもり、確かに一瞬マスク内の湿度は高くなり潤っている感じになりますが、その湿気が乾くとともに肌表面から必要な水分も一緒に奪っていってしまうのです。

マスクを着用している時間が長いと皮膚が湿気にさらされる時間も長く、ふやけた状態になり、そしてマスクを外した時に乾燥します。マスクを外した時にテカリが気になる方は、乾燥した結果、皮脂が過剰に分泌されていると考えられます。

湿気→ふやける→乾燥(皮脂の過剰分泌)→湿気→ふやける→乾燥(皮脂の過剰分泌)…

マスクを着用している間はこのサイクルを繰り返すことになります。

皮脂量の増加、つまり皮脂腺が活発に働き、皮脂が分泌されつづけていることで毛穴が開いて見えるようになると考えられます。

マスク毛穴は主に鼻や頬が中心ですが、敏感な方は呼気がマスクの隙間から上がってきて眉間や額の毛穴も目立つようになり、目の下なども乾燥する方がいらっしゃいます。

マスク毛穴の対策

マスクの着用で起こる毛穴の開きは乾燥が原因です。

マスクを外したときは、まず顔に残っている皮脂や湿気をやさしくティッシュオフしましょう。

そのあとで保湿剤を塗ることができたらベストです。

マスクと肌の間にガーゼなどを一枚挟み、湿気を吸収させたりマスク素材との摩擦を防いだりすることも有効です。

もちろん、帰宅後の保湿は念入りに行いましょう。

また、今の時期はただでさえ乾燥しやすい季節です。

入浴・洗顔後はすぐにしっかりと保湿をして、余分な皮脂を出さないように注意しましょう。

美容鍼灸と毛穴

さまざまある毛穴のお悩みですが、どのお悩みも「皮膚の機能をしっかり働かせる」ということが重要なポイントのようです。

美容鍼灸ができる毛穴対策として

◇美容鍼(お顔の鍼)◇

・新陳代謝を活発にしてターンオーバーを正常化し、不要な角質を残さない

→角栓つまり毛穴対策

・真皮層を刺激してコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の質の向上、生成を促進させる

→たるみ毛穴対策

・皮膚温を上げ肌のバリア機能を高める、セラミドの生成を促進して乾燥しにくくする

→乾燥毛穴対策

◇鍼灸治療(身体の鍼・灸)

・自律神経やホルモンバランスの調整

→ターンオーバーの乱れを整える

・睡眠の質を向上させ、疲労回復、ストレスの緩和

→過剰な皮脂の分泌を防ぐ

などがあります。

生理周期や季節によって肌質が変わる、年齢とともにお肌が変わってきたなどと感じていらっしゃる方は特に美容鍼灸がおすすめです。

ぜひ一度ご相談下さい。

毛穴があるからキレイなお肌

さて、①の冒頭に「毛穴がなければキレイな肌なのに」と書きましたが、毛穴が皮脂を出してくれるからこそ外界の刺激や汚れからお肌を守り、乾燥しにくい健康なお肌をつくることができます。

もし、毛穴レスな赤ちゃん肌を手に入れたとしても、それは乾燥してガサガサの超敏感トラブル肌を手に入れたということです。

お悩みに合ったお手入れをして、これからもキレイな毛穴、キレイなお肌を保ちましょう。

当院は「真の美しさは健康から」をモットーに施術しています。

美容鍼灸の詳しい説明はこちらからどうぞ。

美容鍼灸サロン カラダキュア

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