みなさん、なりたいお顔、理想のお顔などありますか?
私自身、もう少し垂れ目だったら、エラが張ってなければ、など自分自身の顔を見て思うこともあります。
ただ、お顔はパーツの大小だけではなくそれらの「配置」も重要なのです。
どのような配置やお顔の造形が理想的なのか、一般的に綺麗な顔の造形の「黄金比」と呼ばれているものについて書いていきたいと思います。
黄金比とは
縦と横の比率が黄金比となる場合、安定した美感を与えるという説があります。
世界的建造物もこの黄金比を元に建てられたのでは、と言われているほど有名な比率ですね。
そして、美容の分野でも1つの指標として使われています。
ただ、黄金比は横:縦の比率が1:1.618ですが、この比率に当てはまるアジア人は珍しいため白銀比(別名:大和比)の1:1.414が使用されることが多いようです。
黄金比よりも、やや縦の長さが短いため丸顔ぎみで可愛らしい印象を与えます。
世界的にみて日本人は童顔が多いと言われるのも分かります。
顔の長さと横幅
さて、アジア人で理想の比率は1:1.414と書きましたが、日本人の平均的なお顔の横縦比は1:1.36だそうです。(花王グループ第25回日本顔学会大会発表資料より)
上記の資料から計算すると平均的な横幅が約14センチ、縦幅(生え際~顎まで)が約19センチでした。
この縦幅を基準として、白銀比になるには横幅を13.5センチにする必要があります。
日本人の平均値に近い数値で白銀比をだすと縦19センチ、横13.5センチのお顔ということになるので、まずはここを目指すのが良さそうです。
パーツの配置
パーツの配置、間隔も重要です。
①生え際から眉、眉毛から鼻下、鼻下から顎
この3つが1:1:1となる配置がバランスの良いとされています。
また、眉下から鼻下までを中顔面と呼び、この部分の割合が大きいと顔の余白が大きく感じられ、小顔には見えづらくなります。
今の時代、「小顔」が流行っているのでこの中顔面を短く見せるメイクや整形も、ここ最近でグッと増えてきましたね。
メイクであれば、シェーディングとハイライトで陰影をつけたり、チークを入れる位置を見直したりと、すぐに取り入れられることが多いと思います。
ちなみに、中顔面が短いと可愛らしい印象を、中顔面が長めだと大人っぽい印象を与えることができるそうです。
自分のお顔がどのタイプか知っておくと、理想に近づくための役に立ちそうですね。
②目の幅(左右)、目と目の間、目尻からこめかみまで(左右)
この5つが1:1:1:1:1となるお顔が理想的なバランスです。
日本人は目と目の間の比率が平均1.2ですので、この数値以上か以下かで離れ目ぎみか、寄り目ぎみか判断できそうですね。
印象としては、寄り目ぎみの人は「頼りがいがある・大人っぽい・ハキハキしている・知的」などのイメージを、離れ目ぎみの人は「穏やか・童顔・優しそう・柔らかい雰囲気」などのイメージを与えるようです。
目は特にメイクを施しやすい部分ですので、アイシャドウ・アイラインなど意識して自分自身の理想に近づけることができそうです。
自分自身の「理想」のお顔がある方、今の自分自身が理想的だと思う方、これからのいわゆる老化に不安がある方、様々いらっしゃると思います。
特に最近よく耳にするようになった「ルッキズム」という言葉がありますよね。
日本は、特にこのルッキズムが強く根付いた文化圏だと言われています。
内閣府が18歳~24歳に対して行った外見に対する意識調査では、ここ5年間で容姿についての悩みがあると答える人が2倍近く増えていたそうです。
たしかに上記に書いたように理想的と言われている造形があるのも事実です。
私たちも施術を通して、みなさまの「理想」に少しでも近づけるようにお手伝いをしています。
しかし、あまりにも理想と比べて自分自身の容姿を醜いとネガティブに思ってしまう、そのようなことが起きないように、今現在の自分自身の良さを再確認することも必要なことなのです。
醜形恐怖症
みなさんは「醜形恐怖症」という疾患をご存じでしょうか?
精神疾患の一つで、強迫性スペクトラムの一種として分類されています。
人と比べて自分自身の身体のどこかが「醜い」「劣っている」「歪んでいる」と感じ、日常生活に支障をきたすものが醜形恐怖症です。
対象になる部分として多いのが、顔(肌、お顔のパーツ)、頭(髪の毛)です。
診断基準は4つあります。
①本人が気にしている部分を他人から見た時、認識できない程度または些細な程度と感じられるもの。
②気になる部分を繰り返して、鏡で確認する、衣服で隠す、皮膚をかきむしる、正常か他人に確認する。また、他人との比較を行う。
③こういった症状によって社会的、職業的、または生活する上で支障が起きている
④その他の精神疾患に当てはまらないもの。(摂食障害とは異なる)
他人と容姿を比較してしまったり、自分の容姿に自信がなかったりすることは誰しも少なからずあると思います。
醜形恐怖症はまだ、原因がハッキリと分かっていない疾患です。
特に真面目、完璧主義なタイプの方は発症しやすい傾向にあるようなので、思いつめず上手く息抜きをしていくことが大切です。
また、本人に自覚がない場合も多くあるため上記の項目に当てはまった方は一人で抱え込まず、専門の機関への受診をおすすめします。
大人っぽい、若々しい、頼りがいがありそう、優しそう、上品な感じ、パーツ配置によってポジティブな印象も多いのです。
性格と同じで自分が短所だと思っていても、他人の受け取り方によっては長所になることがあります。
一重と二重も遺伝の性質上、優性・劣性と使われていましたが、優劣があるかの誤解を招く恐れがあることから顕性・潜性と変更されました。
一重でも二重でも、もちろん医学的には優劣は無く、その時代の流行によって良いとされるものは移り変わっていきます。
とは言え、あと少しこうだったら…と思う気持ちは変わらないと思いますので無理のない範囲で理想を目指しつつ、自分のチャームポイントを知り磨いていきましょう。
鍼灸サロンのカラダキュアが理想に近づくためにできること
①シワ・シミ・たるみの治療
シワ、シミ、たるみなどの加齢によるお悩みを緩和します。
カラダキュアではお顔のみの施術だけではなく、女性ホルモンや自律神経から整えることでより効果を引き出す施術を行っています。
②小顔に見せる
むくみやお顔の筋肉の緊張を取り除き、本来あるべきお顔の大きさに整えます。
本来の骨格以上に小さくすることは物理的に不可能ですが、日々の疲労や重力による変化を整えることで、来院時と比べスッキリしていることを実感していただけると思います。
③歪みを整える
お顔に左右差があると、パーツが整っていても本来の美しさを引き出しきれません。
筋肉、骨格の歪みにアプローチを行い、身体からお顔までをトータルで整えます。
また、普段のクセを知り改善していただくことで、より効果的な変化に繋がります。
④肌を根本からキレイにする
美容鍼、お灸でお肌の根本から変化を与えてお悩みを改善に近づけます。
メカニズムについてはもう皆さんご存じだと思いますが、詳しくはコチラをお読みください。
吹き出物、吹き出物跡、乾燥、毛穴などのお悩みを無くしていき、ハリ・ツヤをアップさせ美しい肌に導きます。
このように私たちがお手伝いできることも沢山ありますので、ぜひご相談してみてください。
美容鍼灸サロン カラダキュアは「真の美しさは健康から」をモットーに鍼灸施術を行っています。