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つらい頭痛は○○でヨシ!

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頭痛外来が出来るほど、気圧や肩こり、首こりから頭痛でお悩みの方は少なくないと思います。

現にカラダキュアにも頭痛でお困りの方が来院されるケースは少なくありません。

単に頭痛と言っても、いくつかに分けることができます。

頭痛の種類は、ブログ(『鍼灸治療で頭痛は治るもの?』)をご参照ください。

今回は片頭痛についてフォーカスします。

ぜひ参考になさってくださいね。

目次

まず大事なのはこれ!

体調管理をするために、ご自身のことを知ることを一つ一つ見直していきましょう。

まずは日々の頭痛の記録をおすすめします。

  • 痛みの度合い
  • 頻度
  • いつ、どんな時に痛みが起きるか
  • お薬の服用回数
  • 前日の睡眠時間
  • 痛みが起こる前後の天気(台風、雨天など)

いつ、どんな時に痛みが生じるかを把握することで、事前に防ぐこともできます。

まずはご自身の頭痛を知ることから始めましょう。

片頭痛は、特に身体を動かして頭の位置を変えると痛みが強くなる特徴があるようです。

また吐き気嘔吐下痢などの症状を伴うことが特徴です。

匂いにも敏感になります。

普段使っている香水や消臭剤・柔軟剤の香りが鼻に「ツンっとくるなぁ」と思ったら、片頭痛の前触れだと警戒してもいいかもしません。

いつもより敏感になっていることに気が付いたら、まずは休息が必要です。

✓チェックしてみよう

1 ヵ月のうちで15 日以上頭痛があり,8 日以上は上記のような片頭痛の症状があてはまる場合は慢性片頭痛 (chronic migraine; CM)とされているようです。

あなたの頭痛の状態をチェック✓してください。

4 項目のうち 2 項目以上✓が付く場合の頭痛は,片頭痛だとうたがえます。

  • 片側の痛みを感じる
  • 拍動性(ズキズキと拍動を感じる痛み)がある
  • 中等度~重度
  • 日常的な動作によって増悪する,あるいは頭痛のために日常的 な動作を避ける

いかがでしたか?

痛んだときの臨時対処法はコレ

痛みが突然やってきたら、まずは休息が必要です。

暗いお部屋で休みましょう。

アイスパックなどで痛む部分を冷やすこともオススメです。

コーヒーなどのカフェインには血管を収縮させる作用があるので、こちらも微力ながら有効ですよ。

ただし、飲みすぎには注意してください。

片頭痛の原因ってなに?

片頭痛は動物実験や様々な研究データから、脳内の機能の異常が複雑に絡み合った神経症状であるということが解明されつつあります。

最近の研究データから片頭痛の原因のひとつとして脳内にCGRPという物質が増え、脳の血管に作用して起こると言われています。

CGRPってなに?

一体CGRPとはなんでしょうか?

CGRPはカルシトニン遺伝子関連ペプチド(calcitonin gene-related peptide; CGRP)と呼ばれています。

神経伝達物質の1つです。

神経伝達物質として聞き覚えのあるセロトニン、ドーパミン、アドレナリンなどがあげられるのではないでしょうか。

CGRPはその仲間です。

私たちの身体が機能する(動く、感じる、考える)ことができるのは、細胞から細胞へ情報が伝えられるためです。

細胞から細胞の間に情報を伝える橋渡しをしているのがシナプスです。

そのシナプスの間を行き交いしているものが神経伝達物質と呼ばれているものです。

近年までに神経伝達物質はおよそ20種類が確認されています。

働きは大きく2つに分けられて、「促進」に働くものと「抑制」に働くものがあります。

神経を「興奮」させるものと「鎮静」させるものです。

片頭痛が起こるメカニズムとして、何らかの原因で神経伝達物質であるCGRPが関係していることが分かってきました。

その一つがセロトニンの分泌の低下により三叉神経を興奮させてしまうという説です。

三叉神経とは顔面や頭部に張り巡らされた知覚センサーを持った神経だと考えてください。

この神経が過敏に反応するために、血管を拡張させるCGRPや炎症を引き起こすプロスタグランジンが働き始めます。

そのため顔面・頭部の血管が広がり圧迫されて炎症を起こしてしまうことによって、頭の痛みを感じるようになるのです。

片頭痛の薬としてβ遮断薬(ベータ・ブロッカー)Ca遮断薬(カルシウム・ブロッカー)が使用されます。

もともとは血管を拡張させて血圧を下げる目的のもので、以前は高血圧の方に処方されていたものです。

片頭痛は血管が拡張して頭部の痛みを感じるのに、降圧剤を処方することは矛盾があるのではないかと勘のよい方ならお気づきかと思います。

片頭痛が起こる初期段階「あぁ、頭痛くなりそう…。」という前兆がある時に、血管を一過性に拡張させ落ち着かせることがこの薬で可能なのです。

また抗てんかん薬も片頭痛のお薬として使用されます。

てんかんは神経が異常興奮するため、お薬は神経を落ち着かせるためのものです。

発想はβ遮断薬(ベータ・ブロッカー)やCa遮断薬(カルシウム・ブロッカー)と同じです。

片頭痛には三叉神経の興奮を落ち着かせるためにお薬を服用し、症状の緩和を働きかけます。

鍼はどのように作用する?

一般に鍼治療は身体に鍼を刺すことによって、CGRPやサブスタンスPが放出し、血管の拡張や血管の透過性を上げることで症状の緩和を図るものです。

血流を促進することによって、痛みの元のとなる根源を消失させる考えです。

一見矛盾しているようですが、鍼灸も片頭痛の発作時にCGRPに働きかけ、片頭痛の発作を抑えると考えられています。

CGRPに作用するだけでなく、自律神経にも作用するため片頭痛の予防として期待できると考えられます。

片頭痛でお困りの方、薬に頼ることに抵抗のある方は鍼灸治療を体験してみてはいかがでしょうか?

頭痛だけでなく、お身体の不調を根本から見直すチャンスでもあります。

美容鍼灸サロン カラダキュアは「真の美しさは健康から」をモットーに鍼灸施術を行っています。

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