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美容鍼と塗る針 あなたならどっち?

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ここ数年、メキメキと化粧品(美容クリーム)が進化していると思いませんか?

最近では思いもよらない程の効果を実感できる化粧品もありますよね。

最近よく耳にするニードルクリーム(塗る針)。

「美容鍼灸とどちらがいいかな?」と疑問を抱くこともあるでしょう。

事実、鍼灸院でも患者さまから質問を頂くことがあります。

美容鍼灸とニードルクリーム(塗るハリ)を比較してみましょう。

目次

美容鍼灸はどうしてお肌にいいの?

カラダキュアのファンなら誰しもご存知でしょう。

美容鍼は皮膚に微細なキズを作ることによって、体内の様々なタンパク成分や神経細胞が刺激されます。

刺激されたことによって、血流が促進されリンパの流れを改善に導くことが可能となります。

それによりお肌の弾力成分が活性化することができ、たるみ、シワなどの改善が期待できるのです。

美容に鍼灸が良いということをもっと詳しく知りたい方は、こちらもご覧ください。

美容鍼とは~仕組みや効果、リスクなど~

美容鍼でコラーゲンを増やしてハリ美肌に~ハリとコラーゲンと美容鍼のお話

ニードルクリームって痛くないの?

ニードルクリーム(塗る針クリーム)と言われるくらいなので、チクチクと感じる痛みは生じます。

「お肌に針をつけたままで大丈夫?」と不安になる方もいらっしゃるかもしれませんね。

針をお肌につけたままでは、皮膚を何度となく傷つけることになるのではないだろうかと、疑問を持ちますよね。

化粧品で取り扱われている塗る針の正体は海綿生物から採取された加水分解カイメン(スピキュール)です。

海綿生物の珪素や炭酸カルシウムなどを含む骨肌から成り立っています。

この骨を特殊な技術によって取り出したのがスピキュールです。

とても微小なもので、とがった針のような形状をしており、中にはたくさんの空洞があります。

その中に美容成分を浸透させ、お肌に届けさせます。

各種メーカーによって、空洞に浸透せている美容成分は違うので、お悩みに合わせて選ぶといいでしょうね。

スピキュールは無機物です。

人間にも無機物は存在しており、『骨』がその一つです。

人間の骨をイメージしていただけると、スピキュールの想像がつくと思います。

スピキュール(とがった針)は劣化しません。

しかし有機物と一緒になることで、酸化し腐食が進みます。

腐食が原因で、お肌への炎症も懸念されます。

コスメになっている針入りのクリームは、いかに酸化させずにお肌に留められるかが焦点なのでしょう。

さらに針に付着した美容成分をお肌の奥まで届けられるかがメーカーの技術を競うところとなっているのだと思います。

この針(スピキュール)は骨なので、溶けてなくなることはありません。

お肌にクリームを塗布したら、「チクチクと痛いまま?」と不安になりますよね。

確かに数日はすこしチクチクした感じはありますが、ご安心ください。

お肌にクリームを塗布して、およそ72時間後に古い角質と一緒に剥がれ落ちていく仕組みとなっています。

私たちの細胞は日々生まれ変わっています。

お肌の生まれ変わりをターンオーバーといい、正常な場合28日の周期でお肌が生まれ変わります。

皮膚は大きく分けて3層あります。

そのうちの表面にある表皮層は更に4層に分かれる構造となります。

深部から新しい層が作られると、古い層は押し上げられます。

古い細胞は垢となり剥がれ落ちていくのです。

この古い細胞とともに針(スピキュール)は剥がれ落ちていくので、体内に針が残ることはありません。

ターンオーバーやお肌のメカニズムに関して、もう少し詳しく知りたい方は、コチラのブログもご覧ください。

美容鍼とは~仕組みや効果、リスクなど~

美容鍼とHIFU あなたならどっち?

塗る針はどうしていいの?

近年の美容成分はとても優れており、お肌にとってよい効果を生むため、美容成分と針の相乗効果があると考えられます。

メーカーによってしのぎを削って、様々な美容成分を生み出していますね。

美容成分だけではありません。

針(スピキュール)は表皮層まで到達します。

針(スピキュール)によって表皮層に微細なキズをつくります。

キズを修復するプロセスの中にたくさんのタンパク成分や神経が働くことにより、細胞が活性化します。

線維芽細胞といわれているコラーゲンやエラスチンが活性化すれば、お肌の張りや弾力が蘇ります。

キズを修復するためには、血液が必要となり血行が促進されれば、くすみやクマが解消されます。

代謝産物・老廃物もリンパ管に注ぎこめるので、むくみにも期待できるかと思います。

まさに美容鍼と同じメカニズムなのです。

美容鍼とどっちがいい?

キズ修復のプロセスをみると、美容鍼と針(スピキュール)の違いは、たいしてないのではと思われるかもしれません。

美容鍼は太さ、長さ、皮膚に送り込むまでの深度など人間の手で行うため、調整ができます。

針(スピキュール)は、長さが約0.2mm、直径が約0.02mmののため皮膚に針(スピキュール)を送り込む長さはあっても、深度を調整できません。

太さも針(スピキュール)より美容鍼の方が細く、繊細です。

お顔周りの施術は自律神経に作用します。

そのため、日々ストレスを受けやすい現代人にとって、痛みを最小限に抑えた施術でお肌に刺激を与えることはよいことだと考えられます。

自律神経の影響をお肌はダイレクトに感じます。

そのため、自律神経を整えることのできる美容鍼は、お肌表面のみならずお身体の深部までの調整が可能です。

長い自粛生活が続いている中、なかなか外出が難しい方や鍼灸院に出向けない時などに、このような針(スピキュール)のクリームをホームケアに取り入れてみてはいかがでしょうか?

そして、『ここぞ』という時に、鍼灸院での美容鍼をするといったように使い分けをするといいかもしれませんね。

美容鍼灸サロン カラダキュアは「真の美しさは健康から」をモットーに鍼灸施術を行っています。

美容鍼灸サロン カラダキュアの詳しいご案内はこちらからどうぞ

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