先日、干していた布団に花粉がついていました。
ここ最近はマスクをすることが当たり前の生活のため、例年よりも花粉症の症状が穏やかな方が多いのではないでしょうか?
とは言え、悩まれる方が多いのが花粉症です。
そこで今回は花粉症についてまとめました。
花粉症とは
花粉症はアレルギー症状の1つと言われています。
血液検査によるIgE抗体が300以上の数値を示すと、なんらかのアレルギーを持っていると考えられるようです。
アレルギーは遺伝性と考えられており、花粉症も例外ではないと言われています。
特に妊娠中の中期から後期にかけて、胎児に影響を受けやすいと考えられています。
妊娠中期から後期に花粉を体内に取り込むと、胎児は花粉のアレルギーを持つ可能性が高くなるという研究データがあります。
ここ1,2年はマスクをして生活することが当たり前になったため、花粉を体内に取り込む量も以前より減ったと言えます。
コロナ禍で誕生する胎児は母体であるお母さんたちがマスクをしているおかげで、花粉症に罹患する割合が、コロナ以前の生活をしていた時に比べて少なくなるのではないでしょうかね。
花粉症の種類
一口に花粉症といっても数種類あります。
- スギ(スギ科) 1月~5月
- ヒノキ(ヒノキ科) 1月中旬~6月初旬
- ハンノキ(カバノキ科)1月~6月
- カモガヤ(イネ科) 2月中旬~11月
- シラカバ(カバノキ科)4月中旬から6月
- ブタクサ(キク科) 7月下旬~10月
- ヨモギ(キク科) 8月初旬~10月
もっとも多いタイプがスギの花粉症です。
スギの花粉に反応する方は、ヒノキにも反応を示すことがあるため、花粉症状の期間が長く続くのです。
スギ、ヒノキ、カモガヤ、ブタクサが四大花粉症と言われます。
『くしゃみ』『鼻水』『鼻つまり』『目のかゆみ』が花粉症の四大症状だそうです。
花粉症対策は、花粉症の症状を出る前からの備えが必要です。
鍼灸の花粉治療とは
四大花粉症と言われるスギ、ヒノキ、カモガヤは1,2月に花粉が飛散し始めます。
花粉が飛散する数週間前から鍼灸治療を始めるとよいと言われています。
鍼灸治療は、症状がまだ出ていない時期からの治療をオススメします。
花粉症の症状がない時から治療を始めることで、身体の免疫力を高めることができます。
鍼灸治療は自己免疫力をアップさせてくれるので、花粉症の体質を根本から改善へと導けるのです。
花粉症状をお持ちの方が早期に鍼灸治療をすると、IgE抗体を抑制することができます。
『IgE抗体を抑制する』=『アレルギー反応を抑える』=花粉症の症状が現れにくくなるのです。
基本的に症状が出る前の鍼灸治療は、免疫力を上げるための治療がメインとなります。
鍼灸治療で全身調整を図ることにより、免疫力をアップさせていきます。
症状が出てからの鍼灸治療が手遅れというわけではありません。
花粉症の症状が出てからは全身調整の治療を施しながら免疫力を高め、お困りの花粉症の症状の対処的な治療をします。
例えば、
鼻がムズムズするのではれば、鼻がムズムズを抑えるツボを使い、
鼻水がとまらないのであれば、鼻水がとまるツボを使い、
目がゴロゴロするのではれが、目の不快感を取り除くツボを使い、
涙が止まらないのであれば、涙が止まるツボを使っていきます。
花粉に負けないためにも、鍼灸で体質を改善してみてはいかがでしょうか?
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