Q17.日焼け肌に美容鍼をしても問題ないですか?
A、問題ありません。赤みやヒリヒリ感がある場合はそれが治まってからにしましょう。
マニア度★★☆☆☆
日ごとに日差しも強くなってきました。
海や山などでなくても、天気のいい日はうっかり日焼けに注意が必要ですね。
日焼けはヤケド
日焼けは肌にとってみればヤケドしている状態です。
厳密にいえば赤みがあってヒリヒリしてしまうのはI度のヤケド。
美容鍼とはいえ、お肌にとっては刺激ですので、ヤケドをおこしているお肌にはできません。
赤みやヒリヒリ感が落ち着いたあとであれば、日焼け後のお肌へのトリートメントとして美容鍼はとても効果的です。
紫外線の肌ダメージをおさらい
地上に届く紫外線には紫外線A波(UVA)と紫外線B波(UVB)の二種類があります。
このうちのB波(UVB)は肌表面(表皮層)の細胞を傷つけたり、炎症を起こしたりするので、皮膚ガンやシミの原因になることが知られていますね。
波長が短い分、ある程度は日傘や帽子などで防ぐことが可能です。
一方、近年お肌への悪影響の大きさで注目されているのが紫外線A波(UVA)です。
紫外線A波はシミやしわの発生に大きく関わっていることは皆さんもすでにご存じかと思います。
波長が長い紫外線A波(UVA)は、肌の奥深く(真皮層)まで到達し、コラーゲンなどを劣化、破壊させ、シワやお肌の老化などの原因になっていくなど、お肌に大きなダメージを与えています。
紫外線A波(UVA)は、地上に届く量が紫外線B波(UVB)の20倍とも言われ、日傘やガラスでは遮ることがなかなかできません。
B波、A波の影響を受けたお肌はシミだけでなく、さまざまな肌トラブルを起こしやすくなります。
表皮層がダメージを受けるとお肌のバリア機能が弱まり、肌荒れや乾燥など敏感な状態になりがちです。
乾燥による小ジワや吹き出物なども表皮層の問題です。
また真皮層がダメージを受けると、コラーゲンやエラスチンなどが劣化するため、弾力を失い、真皮ジワや毛穴の開きやすいお肌になり、全体的に老化が目立つようになります。
紫外線ダメージ肌に美容鍼ができること
美容鍼は紫外線B波、A波の影響を受ける表皮層とそして真皮層の両方に働きかけることができます。
表皮層に対しては、セラミドの生成を促し、外界の刺激からお肌を守る力を強くることで、肌荒れの起きにくい状態へ導きます。
真皮層に対しては、コラーゲンやエラスチンの生成を促し、肌弾力を改善、真皮ジワや毛穴の開きなどにアプローチ、潤いのあるお肌へ整えます。
シミに対しても美容鍼は効果があると言えますが(ターンオーバーを促進することによる)できてしまってから改善を試みるのはとても時間がかかります。
赤み、ヒリヒリが治まったら美容鍼。
日焼け後のお肌のメンテナンス方法としてぜひ覚えておいてください。
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