赤みが出る原因は様々ありますが、主に吹き出物や肌荒れなどの「肌の炎症」と血管の収縮性が失われている「血管の拡張」です。
今回は、この肌の炎症と血管の拡張による赤みについて書いていきます。
赤みが目立つメカニズム
赤みが出るのは、身体が何かしらの刺激を感知して治そうとしているからです。
炎症を抑制するために、一時的に毛細血管が拡張し血流量を増やします。
拡張した毛細血管の赤みは表皮を通して目で見ることができ、それがお肌の赤みとなります。
赤みは、炎症に対して身体が対処しているということですから、悪い反応ではありませんが、炎症が落ち着いてからも赤みが残ると気になりますよね。
炎症が一時的に起こり、すぐに治れば良いですが、炎症が長引いてしまうと血管の拡張も長くなります。
そうすると、炎症が治まっても血管は拡張したまま戻りづらくなり、赤みだけが残ってしまうのです。
冷え、年齢や体質などが原因で、血管の収縮性が失われている場合もありますが、炎症がおきたら早めに対処すること、炎症がおこりにくいようにバリア機能を高めることが赤みを消すため、お肌を美しくするためには大切になります。
赤みは防げる?気をつけること!
上記しているように、まず炎症が起こりにくいように、バリア機能を高めることが必要です。
主に、乾燥や外部刺激などでバリア機能が低下していると、炎症がおこりやすいため、保湿、紫外線対策やお肌を擦らないように気をつけて、吹き出物などの炎症が起こった場合は長引かないように対処します。
基本的な睡眠、バランスの良い食事、生活リズムなどもおろそかにしないこと、お酒の飲み過ぎ、カフェインの摂り過ぎにも注意が必要です。
赤みを解消するには?
まず、今の自分の生活を見直して、何が原因で赤みが出ているのかを確認しましょう。
その原因を取り除くとともに、すでに赤みが長く出てしまって治りづらい状態であれば、内側からのケアも取り入れてあげると早くお悩みが解消されます。
鍼灸はお肌の内側にアプローチでき、赤みを改善するとともに、バリア機能を高める効果もありますのでオススメです。
赤みに効く美容鍼灸◎
カラダキュアでは、美容鍼、美容灸などで施術後に赤みが引いた、かつ血色が良くなったというお声も多くいただいております。
美容鍼は、自然治癒力を最大限に引き出していくものです。
美容灸は、血流の改善以外にも、ヒートショックプロテインという傷を修復するタンパク質の生成を促すことができ、赤みや吹き出物の跡にも効果が期待できます。
もちろん、鍼、灸ともにもっとたくさんの良い効果がありますよ。
美容鍼灸は、お肌にアプローチすることはもちろんですが、それだけではなく、血管の収縮や拡張を調整している自律神経も正常な状態に近づける効果があります。
赤みの原因は一つではなく、様々なものが重なっていることが多いです。
自分ではなかなか気づけない自律神経の乱れから、赤みが引きづらくなっている場合も少なくありませんので、鍼で整える内側からの「美」を是非試してみてください。