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ストレスで不調になるのはなぜ?

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「ストレス」と聞くと、多くは心理的なストレスを思い浮かべるかもしれませんが、心理的ストレス(人間関係、不安、緊張、怒り、役割など)以外にも、物理的ストレス(騒音、温度、湿度など)や生物学的ストレス(睡眠、疲労、感染など)など、自分では「ストレス」と認識していないものも含めて様々あります
ストレスは本来、対処できるレベルであれば成長にも繋がる良いストレスとなりますが、心身が適応しきれないほど過度なストレスは悪いストレスとなります。

目次

ココロを乱すストレッサーが不調に繋がる理由

ストレスによる心身の影響は、受けるストレッサーの種類、質、量、環境、心身の状況にもよって様々です。

  • 厳しい天候(過剰な暑さや寒さ、湿度の変化など)
  • マイナスな感情(怒りや不安、悲しみなどの過度な負の感情)
  • 人間関係(職場や学校、家庭など)
  • 過労(追い込むような忙しさは慢性的な疲労につながりリカバリーできなくなる)

などが重なり心身に影響を及ぼしています。

怒りや不安、恐怖といった強い感情は体にストレス反応を引き起こし、脳の視床下部からストレスに対抗するホルモンを分泌させ、同時に交感神経が優位になるとともに、副腎にストレスホルモンの分泌を促します。
そのため動悸手足の冷え冷や汗などの反応が現れ、過度なストレス、慢性的なストレス状態は消化や免疫系にも影響します。
交感神経優位が続くと、筋肉が緊張し肩こり体の痛み血行不良など様々な不調が、ストレッサーにより引き起こされます。

心身のSOSに気付くには?鍼灸師はプロ!

体は、自律神経によって無意識に多くの反応を起こしています。

自律神経についてはコチラのブログをご覧ください。
自律神経の乱れと鍼灸治療

ストレスの影響で内臓の働きが低下すると、その周辺に反射による感覚異常や筋肉の過緊張が現れたりします。
自覚症状がない場合、体の過緊張が慢性化してしまうので注意が必要です。

私たちは意外と自分の“心や体の本音”に気付けないものです。
普段から自分の体に触れて、感覚を確かめておくと心身の変化、SOSにいち早く気付きリカバリーできます

カラダキュアでも腹診を行い(コースにより診ない場合もあります)、心身の状態を問診しながら見ていきます。
施術前に患者さんが『今日は特に辛くない』とおっしゃられていても、胃腸の不調や不眠、精神的に疲れている、気力がないなど、体の状態を見て私たち鍼灸師が聞いていくと『言われてみればある!』という症状が出てくることがあります。
定期的にメンテナンスを行い、体の状態を普段から気にしている方でも、そう言った小さな体の変化に気付かないことがあるのです。
気にしていない症状でも悪化する前にケアすることができますので、是非鍼灸師に頼ってみてください。
鍼灸師はそういった小さな変化も見逃さぬよう、お身体の状態を診ています。
通える鍼灸院を見つけ、定期的に自分をいたわるメンテナンスをしてみてください。

たまに、鍼はやるけど同じ鍼灸院に行っていないという方がいます。
それがダメということではありませんが、やはりオススメは同じ鍼灸院で診てもらうことです。
いつも通っている場合、自分の状態を知っている上での治療となるので、より多くの効果を実感できるかと思います。

違う鍼灸院に行くと、それぞれの良さ、相性などがあるかと思いますので、自分に合う鍼灸院をみつけてみてください。

セルフチェックの触るポイントは?

お腹は、変化が出やすく自分でも確認しやすい場所の一つです。
みぞおちや肋骨の際のライン、おへその上下左右などを普段から触って確かめておくのがオススメです。
押すと痛む、硬い、凹むように沈む、冷えているなど普段から触っておくといつもと違うというSOSに気付けるようになり、症状が悪化する前に対処できます。

他にも反応点でいうとツボもオススメです。
出やすい症状と関連のあるツボを普段から押してみてください。
最初は全くわからなくても、押すと痛い、凹み、硬さなど、少しずつ感じれるようになるかと思います。
(例えば、生理痛の場合は三陰交など)
ブログにオススメのツボを紹介していますので、【セルフケアで使えるツボ紹介】のシリーズも是非ご覧ください。
セルフケアで使えるツボ紹介② ~生理痛・PMS~

何事も続けることは大切です。
是非習慣化してください。
お腹を含め、ツボなどわからないことがあればお気軽にご相談ください。

美容鍼灸サロン カラダキュアの詳しいご案内はこちらからどうぞ

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